简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:米利上げが終了したとしても、債券投資家の痛みはまだ終わっていないと、米債券運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)で最高投資責任者(CIO)を務めていたビル・グロース氏は語った。
米10年債利回り、来年利下げでも4%下回らない可能性を指摘
米財政支出は「ヘリコプターからのマネー投下」も同然
ブルームバーグの米国債指数、年間リターン
同氏は米国債と社債の保有を減らすよう投資家に促した。代わりに、マスター・リミテッド・パートナーシップ(MLP)の保有を増やすよう勧めた。MLPはパイプライン運営などエネルギー事業を主な収益源とする共同投資事業形態。取引所で取引され、石油やガスなど天然資源に重点を置いており、高い利回りを提供するほか、税金面で利点がある。かつて債券王と呼ばれた同氏は、2019年に資産運用から退いた。
グロース氏は20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)政策決定前に今回の投資見通しを執筆した。FOMCは同日に主要政策金利の据え置きを決定。一方で、年内あと1回追加で金利を引き上げ、その後は高水準の金利をより長期にわたって維持する公算が大きいことを示唆した。
FOMC、政策金利を据え置き-年内あと1回の追加利上げを示唆
出所:ブルームバーグ
グロース氏はFOMCが来年に利下げを実施しても、10年債利回りは4%を下回らないかもしれない理由について、ブルームバーグのポッドキャストで最近示した自身の見解を改めて論じた。
財政赤字が膨張しつつあることや、発行済み米国債30兆ドル(約4420兆円)余りのうち約30%が今後16カ月に満期を迎えることなどを挙げ、「米10年債は既に2%のインフレを想定した価格になっている」と説明した。
また、米金利は日本など外国の債券市場の影響を受ける可能性もあるとし、日本の債券利回りは「人為的に」まだ低い水準にあると指摘した。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。