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概要:オーストラリアの電力会社オリジン・エナジーの株主は、カナダの資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントが主導する191億豪ドル(約1兆8700億円)の買収提案を僅差で否決した。
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2023年12月4日 13:55 JST
オーストラリアの電力会社オリジン・エナジーの株主は、カナダの資産運用会社ブルックフィールド・アセット・マネジメントが主導する191億豪ドル(約1兆8700億円)の買収提案を僅差で否決した。
オリジンのスコット・パーキンス会長は4日にシドニーで開催された株主総会で、買収賛成票は暫定集計結果で約69%と、承認に必要とされる4分の3に満たなかったと説明した。同会長は「この結果、オリジンは独立したオーストラリア証券取引所(ASX)上場企業として存続することになる」と述べた。
オリジンの筆頭株主で約17%を出資するオーストラリアンスーパーは買収提案の条件が低過ぎるとして反対しており、買収の見通しを事実上立たなくしていた。
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