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概要:米供給管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業総合景況指数は、拡大ペースが加速した。業況と雇用が上向いた。
2023年12月6日 0:06 JST
米供給管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業総合景況指数は、拡大ペースが加速した。業況と雇用が上向いた。
指数は今年に入り50を常に上回って推移しており、新型コロナウイルスが流行してから縮小したのは1度しかない。
キーポイント |
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内訳では、前月に今年最大の落ち込みを記録していた業況指数が55.1に改善。将来の需要動向の目安となる新規受注指数は55.5で横ばいだった。
米経済の屋台骨である個人消費は、途絶えることのないサービス需要に支援されて予想外の底堅さをみせてきた。だが、足元では雇用主が採用を縮小し、賃金の上昇ペースも鈍っていることから、個人消費の好調さはこの先、それほど長くは続かないと予測されている。
8日に発表される11月の米雇用統計では、労働市場が緩やかながらも健全な伸びとなり、コロナ禍前の傾向にますます近づく見通しだ。今回のISMデータでは、雇用に関する指数が3カ月ぶりに上昇した。
統計の詳細は表をご覧ください。
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