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概要:金融の世界は目まぐるしく動いている。米金融当局は利下げ局面入りを準備し、株価指数は最高値圏にある。
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2023年12月18日 10:58 JST
アナリストの24年1株利益予想は約247ドル、5月5日時点と同水準
当局の金利予測反映したアナリスト利益予測引き上げは時間の問題か
金融の世界は目まぐるしく動いている。米金融当局は利下げ局面入りを準備し、株価指数は最高値圏にある。
だが時間が経過しても変わらないものがある。企業利益についてのウォール街の予想だ。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のデータによると、アナリストらはS&P500種株価指数の構成企業について、2024年の1株利益が247ドル前後になると予測。これは基本的に5月5日時点の予想と同水準だ。この間、市場は銀行危機やインフレ加速、差し迫ったリセッション(景気後退)の可能性を巡る懸念を振り払い、S&P500種は14%上昇した。
しかし、同指数の構成銘柄に関する来年の利益予想にほとんど変化はなく、1株243-248ドルをさまよっている。
ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は「急速な株価上昇とS&P500種の1株利益に対する見方が変わらないことの間にはずれがあり、このままではいかない」とした上で、「利益予想は変わらない一方、金利上昇が止まったからといって株価上昇が続くとは限らない」と指摘した。
今年早い時期に見られたリスクは今ではほぼ後退したが、経済のソフトランディング(軟着陸)がどのようなものになりそうか、またそれがアナリストのモデルにどの程度織り込まれているかは不透明感なままだ。金利引き締めサイクルが終了したという楽観論は、利益予想の上方修正が今後相次ぐ理由になるかもしれないが、インフレ退治は終わっておらず、利下げ時期もなお不明だ。
このため投資家は、最近の上昇でS&P500種が予想利益に対して高くなり過ぎたかどうかを見極めるという難題と向き合っている。業績予想が横ばいにとどまる一方で株価が上昇したため、バリュエーションは妥当な水準からやや高めに移行した。S&P500種は7週続伸と、17年以降最長の上昇局面を記録した結果、利益予想に基づく株価収益率(PER)は19.6倍に達し、過去10年平均を10%上回っている。
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