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概要:金融市場で想定される来年の利下げ幅についてさらに3人の米当局者がけん制した。同様の発言が当局者から相次いだ先週の流れを強めるものだ。
シカゴ連銀のグールズビー総裁、市場の反応の大きさに驚いている
24年早期の利下げ観測は時期尚早-メスター、デーリー両総裁示唆
シカゴ連銀のグールズビー総裁
同総裁はCNBCとのインタビューで「 『ここに言ってもらいたいことがある』と市場が決めつけていることに私は困惑している」と発言。「連邦公開市場委員会(FOMC)がどのように機能するかについて若干の取り違えがあるように思えた。われわれは将来について推論的に特定の政策を議論することはない」と述べた。
さらに、今年目にしている物価鈍化は「著しい」としながらも、インフレ率はまだ当局目標に戻っていないと話した。
クリーブランド連銀のメスター総裁とサンフランシスコ連銀のデーリー総裁も18日付のインタビューでそれぞれ、来年早い時期の利下げ観測は時期尚早であるとの考えを示唆した。両総裁とも来年のFOMCで投票権を持つ。
メスター総裁は18日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、2024年の早期利下げを織り込んでいる市場について、「少し先走っている」とけん制した。
「次の段階は、市場の焦点となっている利下げ時期ではない」とし、「インフレ率が2%に戻る持続的かつタイムリーな道筋にあることを確保するには金融政策をどの程度の期間にわたり景気抑制的に維持する必要があるかということだ」と語った。
デーリー総裁は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、今年のインフレ鈍化の程度を踏まえ、当局者が24年に利下げの検討を開始するのは適切だとしつつも、それがいつになりそうか臆測するには時期尚早だと指摘。「現時点では23年に事態がどのようにうまく展開したかに重点を置いている」とコメントした。
他の地区連銀総裁らも先週の時点で同様の発言を行っていた。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は15日、金利を3月にも引き下げることを考え始めるのは早過ぎると述べた。アトランタ連銀のボスティック総裁はインフレ率が低下を続けるとの確信を得るには「数カ月」必要だと語った。
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