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概要:米住宅ローン金利は5週連続で低下し、6月以来の低水準となった。
米住宅ローン金利は5週連続で低下し、6月以来の低水準となった。
全米抵当貸付銀行協会(MBA)のデータによると、15日終了週の30年物固定住宅ローン金利は24ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、6.83%となった。5年物変動型住宅ローン金利も低下した。
住宅購入申請件数の指数は、8月以来の高水準だった前週から0.6%低下した。借り換えの減少と合わせ、MBAの住宅ローン申請件数の指数は1.5%低下した。マイナスは10月末以来。
住宅ローン金利は依然として高い水準にあるが、今年の一連の利上げで打撃を受けた住宅市場にとって、着実な低下は朗報だ。
10年物国債利回りは、連邦公開市場委員会(FOMC)が来年利下げを開始するとの見通しから、10月のピークから1ポイント余り低下した。住宅ローン金利は国債利回りと連動して動く。
MBAの住宅ローン金利データは、住宅市場が幾らか勢いづく可能性を示唆している。19日に発表された11月の住宅着工件数は6カ月ぶりの高水準だった。
米住宅着工が予想外に急増、6カ月ぶり高水準-中古物件の不足が支援
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