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概要:米リッチモンド連銀のバーキン総裁は5日、経済が正常化し、インフレの低下軌道に対する確信が強まれば、連邦公開市場委員会(FOMC)は金利を引き下げるべきだと述べた。
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2024年1月6日 5:43 JST
労働市場、安定した軟化パターンを見せている-バーキン総裁
インフレ軌道次第、「金利を通常水準に戻す概念に異論はない」
米リッチモンド連銀のバーキン総裁は5日、経済が正常化し、インフレの低下軌道に対する確信が強まれば、連邦公開市場委員会(FOMC)は金利を引き下げるべきだと述べた。
今年のFOMCで議決権を持つバーキン総裁は「インフレが目標に低下する説得力のある道筋をたどっているとの確信と自信が高まるにつれ、金利を通常の水準に戻すことに概念的に異論はない」と記者団に述べた。
「経済が正常に戻れば、金利も正常化するべきだ」と話した。
労働市場は弱まっているのではなく、正常化しているのであって、安定した軟化パターンを見せているとバーキン氏は指摘。近年の人材難を考慮すると、景気減速に伴う失業率の上昇はより緩やかなものになるだろうと付け加えた。
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バーキン総裁はこれまで、インフレ軌道に懸念を示し、経済がとり得る道筋は数種類あると警告を促してきた。この日の講演では、3日の見解を繰り返し、金利に変更があるとすれば、インフレと経済の道筋が「そのペースとタイミングを左右する」と述べた。
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総裁はまた、経済が再び加速する可能性は低くなったとも述べた。
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