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概要:米銀ウェルズ・ファーゴが12日発表した昨年10-12月(第4四半期)決算はコストが予想以上に膨らんだ。退職手当てに加え、昨年の地銀破たんを受けた米連邦預金保険公社(FDIC)の基金補充への拠出金が響いた。
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2024年1月12日 23:14 JST
米銀ウェルズ・ファーゴが12日発表した昨年10-12月(第4四半期)決算はコストが予想以上に膨らんだ。退職手当てに加え、昨年の地銀破たんを受けた米連邦預金保険公社(FDIC)の基金補充への拠出金が響いた。
第4四半期の費用は前年同期比2%減の158億ドル(約2兆2900億円)。市場予想は11%減だった。
同行は今年、追加で10億ドルの経費削減を見込んでおり、通年の経費は526億ドルに減少する見通し。一方、通期の純金利収入(NII)についても最大で9%減少する可能性があるとした。市場予想は6%減だった。
第4四半期のNIIは128億ドル。予想を上回り、高金利の恩恵が続いていることを示した。貸倒引当金は34%増の13億ドル。
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