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ＢｏｆＡ、純利益半減－債券トレーディング収入が予想外の減少
概要：バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）の2023年10－12月（第４四半期）利益は予想を下回った。さまざまな費用を同四半期に計上したほか、債券トレーディング収入が予想に反して減少した。
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2024年1月12日 22:50 JST
純利益は前年同期比56％減、アナリスト予想は28％減だった
ＦＤＩＣへの追加拠出やＬＩＢＯＲからの移行で費用計上
バンク・オブ・アメリカ（ＢｏｆＡ）の2023年10－12月（第４四半期）利益は予想を下回った。さまざまな費用を同四半期に計上したほか、債券トレーディング収入が予想に反して減少した。
12日に発表された決算によると、純利益は前年同期比56％減の31億4000万ドル（約4600億円）。減少率はアナリストが予想した28％の２倍となった。減益の一因は、連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）への追加拠出と、ロンドン銀行間取引金利（ＬＩＢＯＲ）からの移行に関連した16億ドルの費用だった。経費も大きく増えた。
第４四半期の債券・通貨・商品（ＦＩＣＣ）トレーディング収入は前年同期比5.8％減の22億1000万ドルとなった。金利の高止まりと地政学的緊張の中で顧客が取引を控えた。
主要な収益源である純金利収入（ＮＩＩ）は前年同期比５％減の139億ドル。アナリスト予想は5.1％減だった。
金利外費用は前年同期比14％増の177億ドル。アナリストは6.8％増の166億ドルと予想していた。
株式トレーディング収入は前年同期比12％増の15億5000万ドルとアナリスト予想を上回った。予想では５％未満の増加が見込まれていた。
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