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デルタ航空、2024年の利益目標を後退させる－コスト高が影響
概要：米デルタ航空は2024年の利益目標を後退させた。持続的なコスト高が海外旅行回復による恩恵を打ち消す格好となっている。
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2024年1月13日 2:11 JST
米デルタ航空は2024年の利益目標を後退させた。持続的なコスト高が海外旅行回復による恩恵を打ち消す格好となっている。
12日のデルタ発表によると、今年の調整後利益は１株当たり６－７ドルになる見通し。同社は過去数年にわたって、24年の１株利益目標を「７ドル超」としてきた。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均は6.50ドル。
こうした見通しは、デルタも業界を悩ましている高コストや他の課題と無縁ではないことを示している。サプライチェーンの問題でエンジン修理に要する時間が増え、一部の新しい航空機の納入が遅れている。
23年10－12月（第４四半期）は感謝祭とクリスマス休暇の利用者が記録的な数字となり、おおむね好調だった。10－12月の調整後利益は１株当たり1.28ドルに減少したものの、アナリスト予想の1.16ドルを上回った。売上高は同社製油所の売り上げを除いたベースで約137億ドル（約１兆9800億円）と、こちらも予想を上回った。
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