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概要:カナダの鉱山会社ファースト・クァンタム・ミネラルズ(FQM)は、パナマで100億ドル(約1兆4600億円)規模の銅鉱山事業の閉鎖を命じられたことを受けて、バランスシートの強化を目指す取り組みとして、設備投資を縮小し配当を停止するとともに小規模な鉱山資産を売りに出す計画だ。
カナダの鉱山会社ファースト・クァンタム・ミネラルズ(FQM)は、パナマで100億ドル(約1兆4600億円)規模の銅鉱山事業の閉鎖を命じられたことを受けて、バランスシートの強化を目指す取り組みとして、設備投資を縮小し配当を停止するとともに小規模な鉱山資産を売りに出す計画だ。
FQMは15日の発表文で、財務状況を維持するために資本市場でのさまざまな選択肢を検討しており、銀行融資枠の「対応と延長」に向けて数行と協力していると説明。また、より大規模な鉱山資産の売却についても潜在的な買い手候補からの関心の表明を受けて検討中だという。
パナマのコルティソ大統領が昨年の終わりに、FQM最大の資産コブレ・パナマ銅鉱山の閉鎖を突然命じたことで、同社は対応を迫られている。2023年1-9月の営業利益の78%を占めたコブレ・パナマ閉鎖の動きを受け、FQMの時価総額は半分以下に減少。今後数年に満期を迎える数十億ドル規模の負債を抱える同社の財務上の安定性に疑問を投げ掛けている。
FQMはコブレ・パナマ銅鉱山への支出削減などにより、今年の設備投資を4億ドル削減し、12億-14億ドルの範囲とする計画だ。同鉱山での操業が不可能となれば、銅の生産量が前年からほぼ半減する見込みであることも明らかにした。
FQMは先にオーストラリアのニッケル鉱山の操業を一時停止する計画を発表。ブルームバーグは先週、同社がスペインの銅鉱山の売却手続きを開始したと報じた。
こうした状況の中、競合するバリック・ゴールドはFQMの大口株主の一部に対し、バリックによる買収の可能性に対する支持を測るために接触していると、ブルームバーグは今月先に伝えていた。
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