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概要:ビットコインと金(ゴールド)はどちらも上昇を続けていますが、アナリストらは2つの資産の同時上昇は偶然のようなものだと述べています。
ビットコインは一時7万3000ドルを超えて取引されていた。
Business Insider
ビットコインと金(ゴールド)がともに過去最高値を更新した。
ビットコインはアメリカ証券取引委員会が現物ETFを承認したことや、「半減期」が近付いていることから急騰している。
一方、金は各国の中央銀行による購入が価格を驚くべき水準まで押し上げているようだ。
ビットコインと金(ゴールド)の価格は現在連動して推移しており、ビットコインは2024年3月11日、金は3月4日に史上最高値を更新した。
これらは、投資家がアメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の次の動きを見極めようとし、指標となるS&P500は過去1カ月でわずかに3%の上昇だったなど、株式相場が比較的落ち着いていた時期にもたらされた。
アナリストらによると、インフレと金利が市場の最優先事項であり続ける異常なマクロ経済環境から、金と一部の人がデジタルゴールドと呼ぶものは、違った形で恩恵を受けているという。
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「金は特定の人々を惹きつけ、ビットコインはそれ以外の投資家たちを惹きつける」とオンライン証券会社XTBのリサーチ・ディレクター、キャスリーン・ブルックス(Kathleen Brooks)はBusiness Insiderに語った。
「だが、こうした代替的(オルタナティブ)資産クラスは、ある意味今が旬。この2つの資産が記録を更新した要因はいくつかあるが、ビットコインと金が同時に上昇しているのは、マクロ的な背景のなせる業だ」
ビットコインの急上昇
ここ数年の荒波を乗り越え、ビットコインは2024年の幕を開けた。このトークンは2024年3月13日には7万3000ドルを超えて取引されており、その価格を追跡するコインデスク(CoinDesk)の指標によると年初来では約75%上昇していることになる。
この高騰で、ビットコインは前回の暗号資産バブル絶頂期の2021年11月に記録した約6万9000ドルの高値を超えた。
2024年1月、アメリカ証券取引委員会(SEC)は11の現物ETF(上場投資信託)を承認し、ビットコイン上昇の口火を切った。
最近では、2024年4月中旬から下旬に発生する見込みのビットコインの「半減期」への投資家の興奮が高まっている。ビットコインの半減期はマイニング報酬を半減させるもので、過去には供給不足によりビットコインの価格が上昇している。
「ETFへの進出は、ビットコインにとって大きかった。過去の半減期は注目されてこなかったが、今回はそうではない。ビットコインがメインストリームにいるからだ」とブルックスは話す。
金も好調に動いている
2024年初めの金の値動きは微妙だったが、投資家が「安全な避難先」と見なすボラティリティ(価格変動の度合い)の小ささを考えれば、それは当たり前のことだ。
金は2024年3月12日に若干下落したが、それでも年初来で約4.5%上昇し、1トロイオンスあたり2159ドル(約31万9000円)だった。これは2023年12月に記録した約2140ドル(約31万6200円)を上回っている。
中国、トルコ、インドなどの中央銀行がここ数カ月、金を大量に購入しており、その価格を押し上げている。
トレーダーたちがFRBの利下げ開始に備え、米ドルなど他の主要な資産が下落する中、彼らは外貨準備を分散させるために積み増ししているようだ。
「金は中央銀行によって大きく左右される」とADMインベスター・サービス・インターナショナルのチーフエコノミストであるマーク・オストワルド(Marc Ostwald)はBusiness Insiderに話している。
「彼らはポートフォリオにドルが多すぎるという事実に違和感を抱いている。他に選択肢は多くないが、金を持つのはその選択肢のひとつだ」
アナリストらは、ウクライナとガザでの戦争が長引き、予想を上回るインフレが依然として市場の不安を煽る中、最近の金の好調な動きは金が投資家の避難先としての地位を確立したとも見ている。
ビットコインと金は、今、市場で最も熱い2つの資産だが、その理由はまったく異なっている。
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