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概要:[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比41円38銭高の2万7518円25銭と、小幅ながら続伸した。金融不安への過度な警戒感が和らぎ銀行業や証券業など金融株が買い戻された。
[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比41円38銭高の2万7518円25銭と、小幅ながら続伸した。金融不安への過度な警戒感が和らぎ銀行業や証券業など金融株が買い戻された。為替の円高進行が重しとなり一時はマイナス圏に沈んだが、その後切り返すなど底堅さもみられた。
日経平均は96円高でスタート。寄り付き後もじり高となり、約120円高の2万7603円45銭の高値を付けた。ただ、買いが一服した後は次第に上げ幅を縮小した。ドル/円相場は朝方、131円台半ばで推移していたが、午後にかけて130円台後半へ下落。円高が重しとなり日経平均は前日終値を一時割り込んだ。
市場では、決算発表前で投資家は動きづらく、膠着感の強い展開が続いているとの指摘が聞かれる。
フィリップ証券のアナリスト、笹木和弘氏は足元の日本株について「3月期末の配当取り狙いの買いや配当の再投資、低PBR(株価純資産倍率)株の物色など、限られた需給要因で動いている」と指摘する。現時点では騰勢が乏しいものの、金融不安を巡る警戒感が払拭されれば「引き続き低PBR銘柄の物色が支えとなり、日経平均は上方向を試すとみている」という。
テクニカル面では、25日移動平均線(2万7598円98銭=28日)が上値抵抗ラインとして意識されており、「25日線を上抜けできるかどうかが注目される」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。
TOPIXは0.25%高の1966.67ポイント。東証プライム市場指数は0.25%高の1011.87ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は2兆3613億1400万円と、薄商いだった。
東証33業種では、銀行業、鉱業、石油・石炭製品など23業種が値上がり。パルプ・紙、陸運業、サービス業など9業種は値下がりし、水産・農林業は変わらずだった。
個別では、岡三証券グループが堅調で2.7%高となった。前日に引き続き、24日に同社が発表した2028年3月期までの新中期経営計画を好感する買いが入った。
プライム市場の騰落数は、値上がり684銘柄(37%)に対し、値下がりが1046銘柄(56%)、変わらずが106銘柄(5%)だった。
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