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概要:資産家ケン・グリフィン氏が率いるマーケットメーキング大手シタデル・セキュリティーズは、世界最大の債券業界で存在感を高めるため、ゼロクーポンの米国債の取引を提供する構えだ。
資産家ケン・グリフィン氏が率いるマーケットメーキング大手シタデル・セキュリティーズは、世界最大の債券業界で存在感を高めるため、ゼロクーポンの米国債の取引を提供する構えだ。
シタデル・セキュリティーズの金利担当グローバル責任者マイケル・デパス氏によると、ウォール街の大手銀行に新たな戦いを挑む同社は、今月中に機関投資家顧客向けに米国債のいわゆるストリップス債の提供を開始する。
米国のリテール株取引に電子プラットフォームで衝撃を与えたことで知られる同社は、最近では米国債や金利スワップ、社債などあらゆる注文を取り扱っている。
ストリップス債の取り扱い開始によりシタデル・セキュリティーズは長年目指してきたプライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)にさらに近づく。米連邦準備制度理事会(FRB)は通常、あらゆる種類の米国債を扱う企業しかプライマリーディーラーに指定しない。
デパス氏は9日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、シタデル・セキュリティーズの米国債ビジネスは前四半期に「ウォール街の全ディーラーの中で最も多くの取引高を記録した」と述べ、「われわれの成功は、マーケットメーカーであることにコミットしている事実に起因する」と付け加えた。
シタデル・セキュリティーズのマイケル・デパス氏のインタビュー
Source: Bloomberg
4410億ドル(約63兆円)の市場規模を誇る米国債のストリップス債は、利付債を元本部分とクーポン部分に切り離し、別々の証券として販売される。
シタデル・セキュリティーズは以前から、中央銀行と直接取引を行い米国債入札に応札する義務を負うプライマリーディーラーになる野望を抱いていた。プライマリーディーラーはFRBが指定するもので、シタデル・セキュリティーズの首脳は2018年に、20年までに指定されることは可能との見方を示唆していた。
同社広報担当者は、プライマリーディーラーに加わるプロセスについてコメントを避けた。
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