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概要:米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は10日、米金融当局にはインフレ抑制に向けてまだやるべき仕事があるとの考えを示した。この日これより先に発表された7月の米消費者物価指数(CPI)統計では、インフレが低い伸びにとどまったことが示された。
米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は10日、米金融当局にはインフレ抑制に向けてまだやるべき仕事があるとの考えを示した。この日これより先に発表された7月の米消費者物価指数(CPI)統計では、インフレが低い伸びにとどまったことが示された。
デーリー氏はヤフー・ファイナンスとのインタビューで同CPIについて、「おおむね予想通りだった。それは良いニュースだ」と指摘。「これはわれわれの勝利を告げるデータではない。やるべき仕事はまださらにある。米金融当局はインフレを2%目標に断固として戻すことに全力を尽くしている」と述べた。同氏は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を有していない。
米CPI、コア指数2カ月連続で低い伸び-インフレ沈静化に期待 (3)
FOMCの将来の行動に関して、自身はさらなる情報やデータに依存していると発言。「当局が講じた利上げを私は強く支持した。今後の行動を早計に予測しないことを私は強く支持する」と話した。
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