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ブラックストーン、クリーンエネ特化ファンドで70億ドル余り調達
概要：米投資会社ブラックストーンは、クリーンエネルギーに特化したファンド向けに71億ドル（約１兆250億円）を調達した。
調達額は目標の60億ドル超える、融資事業拡大への意欲示す
融資先は太陽光発電やＥＶ部品、炭素排出技術関連
米投資会社ブラックストーンは、クリーンエネルギーに特化したファンド向けに71億ドル（約１兆250億円）を調達した。
この「ブラックストーン・グリーン・プライベート・クレジット・ファンド３」では、太陽光発電企業や電気自動車（ＥＶ）部品メーカー、炭素排出削減技術に融資する。調達額は目標の60億ドルを上回った。
同社は石油・ガスへの依存が低下するのに伴い、低炭素社会への移行を支える企業の資金ニーズが高まると読んでおり、今回の資金調達で過去最大の軍資金を得た。
今回の動きは、新たな規制の下で銀行が後退する融資ビジネスで参入を強めたいブラックストーンの野心を浮き彫りにする。
ブラックストーンはスティーブ・シュワルツマン最高経営責任者（ＣＥＯ）の指揮下、企業のバイアウトで名をはせたが、ここにきて貸し手としても存在感を高めている。１兆ドルの運用資産のうち、３分の１近くをクレジットに振り向けている。
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