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米地銀18行、合計9.3兆円の債券発行必要か－新たな規制強化実施なら
概要：米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）などが７月に公表した大手・中堅行に対する規制強化案が実施された場合、18の地方銀行持ち株会社は合計630億ドル（約９兆3000億円）相当の新たな債券発行が必要になるかもしれない。ブルームバーグ・インテリジェンス（ＢＩ）のアナリスト、アーノルド・カクダ氏らが指摘した。
資産総額1000億ドル以上の金融機関に長期債発行が義務付けられる
トゥルイストやＰＮＣ、シチズンズも債券発行必要になる可能性高い
米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）などが７月に公表した大手・中堅行に対する規制強化案が実施された場合、18の地方銀行持ち株会社は合計630億ドル（約９兆3000億円）相当の新たな債券発行が必要になるかもしれない。ブルームバーグ・インテリジェンス（ＢＩ）のアナリスト、アーノルド・カクダ氏らが指摘した。
ＦＲＢと連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）、通貨監督庁（ＯＣＣ）が提示した規制強化案によれば、資産総額1000億ドル以上の金融機関は、重度のストレス下での資本損失カバーに十分な長期債発行が義務付けられる。
ＢＩによると、トゥルイスト・ファイナンシャルやＰＮＣファイナンシャル・サービシズ・グループ、シチズンズ・フィナンシャル・グループ、Ｍ＆Ｔバンク、ファースト・シチズンズを中心に新たな債券発行が必要になる可能性が高い。
これらの銀行にコメントを求めたが、これまでのところ返答はない。
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