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「恐怖指数」の唯一の競合商品、存続かけた闘いでさらに３カ月確保
概要：シカゴ・オプション取引所（ＣＢＯＥ）のボラティリティー指数（ＶＩＸ）に唯一競合する先物商品「スパイクス」は存続に向けた闘いでさらに３カ月を確保した。「恐怖指数」として知られるＶＩＸは、投資家の心理を測る指標として広く注視されている。
シカゴ・オプション取引所（ＣＢＯＥ）のボラティリティー指数（ＶＩＸ）に唯一競合する先物商品「スパイクス」は存続に向けた闘いでさらに３カ月を確保した。「恐怖指数」として知られるＶＩＸは、投資家の心理を測る指標として広く注視されている。
取引所運営会社マイアミ・インターナショナル・ホールディングス（ＭＩＡＸ）は自社のスパイクス取引継続に向け、裁判所が見解を示す可能性のある月内の時点から少なくとも３カ月の猶予を請求した。ＭＩＡＸの資料によれば、この措置で同社は少なくとも来年１月１日までスパイクスの取引を続けられる。
ワシントンの米連邦高裁は７月下旬、スパイクスの取引を認める米証券取引委員会（ＳＥＣ）の命令は不十分として、ＣＢＯＥグローバル・マーケッツに有利な判断を示した。これを受け、ＭＩＡＸは再審理を求めた。
ＭＩＡＸは「スパイクス・ボラティリティー・インデックス・フューチャーズの取引が中断されないよう、利用可能なあらゆる選択肢の検討を続ける」と市場参加者宛ての通知で表明。同社は引き続き最新情報を提供するとしている。
ＳＥＣ報道官によると、同委は申し立てや再審理請求を行っていなかった。2020年にＳＥＣがスパイクス取引を認可した後、ＣＢＯＥはこの決定を巡り法廷闘争に動いた。
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