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概要:米ミシガン州デトロイトに拠点を置く3大自動車メーカー(ビッグスリー)全てに製品供給する自動車部品メーカーは、全米自動車労組(UAW)が警告通りストライキを拡大した場合、380億ドル(約5兆6200億円)余りの売上高が危険にさらされる。
売上高の76%をビッグスリーに依存する部品メーカーも
ストが多くの工場に拡大すればサプライヤーに最悪の打撃
米ミシガン州デトロイトに拠点を置く3大自動車メーカー(ビッグスリー)全てに製品供給する自動車部品メーカーは、全米自動車労組(UAW)が警告通りストライキを拡大した場合、380億ドル(約5兆6200億円)余りの売上高が危険にさらされる。
ブルームバーグの集計データによると、フォード・モーターとゼネラル・モーターズ(GM)、ステランティスの3社に対し直近の決算報告期間に部品供給していた上場企業は少なくとも76社。ネクステア・オートモーティブ・グループは、売上高の76%をビッグスリーから得ており、最も影響が大きい。また、21社以上が売上高の4分の1強をビッグスリーに依存している。
UAWは15日、ビッグスリーの工場で史上初の一斉ストを決行。フォードのスポーツタイプ多目的車(SUV)「ブロンコ」やGMのピックアップトラック「シボレー・コロラド」など最も収益性の高いモデルが組み立てられている工場で、およそ1万3000人の労働者が職場を放棄した。S&Pグローバル・モビリティーによれば、今回のストにより1日当たり3200台の生産が失われる恐れがあるという。
サプライヤーはすでに、インフレや半導体不足の影響を受けており、電動化に対応した高額投資はまだ回収できていない。こうした中でストがより多くの工場に拡大すれば、サプライヤーは最悪の打撃を受ける。
デトロイトにある自動車コンサルタント会社ローランド・ベルガーのパートナー、ブランドン・ボイル氏は、サプライヤーが「最も痛みを感じることになろう。彼らは完全には回復しておらず、過去に達成してきたようなリターンを得ていない」と指摘した。
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