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概要:米シェブロンとオーストラリアの労働組合は同国の液化天然ガス(LNG)プラントでのストライキ収拾で合意に近づいている。同国当局が残る問題に関する労働協約案を提示した。
公正労働委、残る問題に関する労働協約案を提示
協約案はシドニー時間22日午前9時までに労使双方が同意する必要
米シェブロンとオーストラリアの労働組合は同国の液化天然ガス(LNG)プラントでのストライキ収拾で合意に近づいている。同国当局が残る問題に関する労働協約案を提示した。
オーストラリアの公正労働委員会は21日の発表資料で、シェブロンと労組は歴史的な労働協約の締結間近だとし、「多くの問題が決着した。しかし残る全ての問題が片付かなければ、合意済みの条項も無駄になる」と説明した。
同委が調停に動いたことで、「ゴーゴン」と「ウィートストーン」のLNG施設でのストは22日にも収拾する可能性がある。
同委の賃金などに関する協約案は、予定されているヒアリングの1時間前であるシドニー時間22日午前9時(日本時間同8時)までに労使双方が同意する必要がある。
シェブロンの両LNG施設の従業員は先週からスト拡大を開始しており、LNG輸出の減少や価格上昇につながる恐れがある。
Australia LNG Exports Threatened by Strike Shutdowns
Disputes at three major LNG plants have kept global gas markets on edge
Note: Map shows location of main processing facilities for each project.
シェブロンは電子メールで送付した資料で、現在、公正労働委の提案を検討していると説明した。
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