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概要:石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、先週合意された減産が石油市場を均衡させるのに十分でなければ、さらなる措置を講じる可能性があると、ロシアのノバク副首相が語った。
2023年12月6日 4:28 JST
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は、先週合意された減産が石油市場を均衡させるのに十分でなければ、さらなる措置を講じる可能性があると、ロシアのノバク副首相が語った。
ロシア国営タス通信によると、ノバク氏は5日、OPECプラス全体で来年1月1日から日量220万バレルの生産を削減するという合意により、1-3月(第1四半期)に通常見られる季節的な需要減少期を市場が「安全に乗り切れる」ようになるはずだと述べた。
さらに、「現在の措置が十分でない場合には、OPECプラス諸国は投機とボラティリティーを回避するため追加措置を講じるだろう」と付け加えた。
必要に応じOPECプラスのレベルで減産の拡大や延長があり得ると、事情に詳しい関係者は明らかにした。
ノバク氏はプーチン大統領のアラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアへの訪問に随行する。
プーチン氏、6日にUAEとサウジ訪問へ-石油・中東情勢を協議 (1)
サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相もブルームバーグとの4日のインタビューで、OPECプラスの減産は必要であれば来年3月を過ぎても「間違いなく」継続可能だと述べていた。
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